ReversaLife -リバーサライフ-

(Reversal+Life=ReversaLife)

クリスマスプレゼント スズキ『新型アルト』のカタログが届いた ・・・プレゼントか?

f:id:reversalife:20141224194027j:plain

のじぱき でございます。

正確には昨日のイヴです。スズキから「新型アルト」のカタログが届きました。
これは私へのクリスマスプレゼントだと受け取ります(あんたが請求していたんだろ)。

私は軽自動車があまり好きな方ではないのですが、このアルトには惹かれました。

かなり攻めたデザインというか、どこか古臭くて人懐こい印象にグッときました。


そもそもアルトはFMCする度に前の面影が消滅していることが多いため「これぞアルトだ!」というスタイリングがありませんでした。

↓START

Advertisements


□懐かしさを感じる

と言いましても、私は雑誌やネット上の画像でしか昔の車を見ることができないのですが、これは「おや?」と思いました。

初代アルト(SS30/40)
http://fsv-image.autoc-one.jp/images/395250/014_o.jpg

初代セルボ(SS20)
http://gattina.net/roji/img/P1040091s.jpg

2代目セルボ(SS40)
http://livedoor.blogimg.jp/cozylights/imgs/5/7/576997ab.JPG

3代目セルボ(CG/CH72)
http://picture1.goo-net.com/7000402285/20121016/J/70004022852012101600100.jpg

この辺りを上手く組み合わせて反映させた様に感じます。

昔のデザインって何か現代にはないスタイリッシュさがありますよね。
それは恐らく、複雑なプレスラインやデザインを優先させたスタイリングにあると思います。


□個性は大事

このサパッと切り上がったリアウィンドーはセルボを彷彿させますね。
f:id:reversalife:20141224224603j:plain

リアゲートをミディアムグレーにするとホイールもガンメタに。
どうせならボンネット、そしてルーフも塗って欲しいと思っちゃいます。
f:id:reversalife:20141224222046j:plain

レーシーな雰囲気が漂ってますねぇ。
f:id:reversalife:20141224222219j:plain

インテリアは今風です。
f:id:reversalife:20141224222641j:plain

オプションにはまるで眼鏡のフレームカラーを選ぶように、好きなカラーのガーニッシュに交換できるようです。
f:id:reversalife:20141224222730j:plain

ストライプやデカールなども用意されています。
f:id:reversalife:20141224223018j:plain

これだけ揃っていれば「自分だけのアルト」を作ることができそうです。

Advertisements


□注目のミッション

VW・up!にはクラッチ操作を自動で行う「ASG」が採用されていますが、新型アルトにも同じように「AGS」が採用されています。

ASGに変速ショックがあるように、このAGSもどの程度なのか気になるところですが、最上級のXグレードはこの5速AGSがなぜか選べません。下級グレードのみがこの5速AGSを選べます。

ということは、やはりあまり期待できないミッションということなのでしょうか・・・。

VW/アウディの7速DSG(7速Sトロニック)やメルセデスの7速DCT、ランエボXのSSTのようにツインクラッチで「スパッスパッ」と激速変速をするわけではないのでアレですが。

VW up!(アップ)
http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1188303/001_o.jpg

実は私の実家にもアルトがあります。

HA24型アルト(3AT・4WD)なのですが、とてもじゃないけど買い物以外に使える代物ではありません。全く走りません。

HA24型アルト
http://www.goo-net.com/carphoto/10551007_200409.jpg

ちなみにマツダでは「キャロル」、日産では「ピノ」としてOEM供給されていました。

なぜ我が家のアルトが走らないのかというと、ただせさえパワーが無いのに4WDのドライブトレインで更にパワーを食われ、その上3速オートマだからです。

5MTにしたいところですが、問題児KYOUDAIがAT限定免許なので無理です。
(私のKYOUDAIにつきましては右側の別記事をご参照下さいませ)

問題はパワーだけでなく、フロント足にスタビライザーもないのでフラッフラです。

最も、自分のクルマではありませんのでいじる気はさらさらありません。

このHA24型がFMCしてHA36型になり、スクエアチックだったスタイリングがより丸みを強調するようになり、より女性受けするようになりましたね。

HA36型アルト
http://cdn.img01.carview.co.jp/cvmaterials/modelimages/gallery/7/91773.jpg

ミッションの話に戻りますが、軽だから、そしてアンダーパワーだからこそ高効率の多段ギアCVTが必要だと思います。

「6速切り替え」の自転車と「3速切り替え」の自転車では、前車の方が路面状態と自分の体力に合ったギアを選べる数が多いですよね。

3ATなんぞただのコストダウンです。安価ということしかメリットがありません。
強いて言うならば、部品点数が少ないのでちょっと軽いという点でしょうか。
ただこの軽さも伝達効率の悪さで結局意味のないものになりますが・・・。


□最後に

軽自動車には非常に疎いのですが、最近の軽自動車は結構進化しているんだと感心しました。

今の軽自動車はトールワゴンタイプが主流で、無駄に全高を増やしたりガラス面積を大きくしたり、制限枠を目いっぱい使うためにデザインが固定されたりと、どれも同じように見えます。
個性が全然ありません

しかも車両重量が1,000kg(1t)を裕に超えています。

似たり寄ったりのクルマが街中うじゃうじゃ走り回っては楽しさが無いですよね。
ここが日本のダメな風潮だと思います。

その中であえて「低車高」と「軽量化」と「クラシック」を選んだ今回のアルトは個性の面でかなり勝っていると思います。

今は「拘り」や「ポリシー」だけではメーカーがやっていけない時代ですよね。
消費者が右を向けばメーカーも右を向かなければならない・・・。

だから結局、どのメーカーからも似たり寄ったりな製品が生まれる。

しかしここは1つ、自動車なのですからメーカー側が消費者をコントロールするようなことをして欲しいと思ってしまいます。


ちなみにホットモデルの「アルトワークス」が久しく登場していませんが、来年3月頃にデビューするということです。

現行ワゴンRなどで使っているターボエンジンをそのまま流用すればすぐ出せそうですが、来年まで引っ張るということはコペンを凌ぐトルクが出るチューニングエンジンを開発中なのでしょうか?ただ単に、NAモデルの売れ行きを見る期間を設けていて、それによって出すか出さないかを判断するのでしょうか?


エンジン載せ換えしない限りあり得ない話ですが、このスタイリングで2ストだったら結構ヤバいと。
あのパリパリ♪バリバリ♪という食欲そそるサウンドとオイル混じりの香ばしい排ガスを嗅げばタイムスリップする方が続出すると思います。

そうなるとカスタマイズはチンスポ+小径深リムホイール+引っ張りタイヤでしょうか。

とにかく今回のアルトは「ホンダ・N ONE」にも「ダイハツ・ミラ」にも出せない味のあるスタイリングをしていると思いました。

あとは"すぐ錆びる"ボディを何とかするべきですね。


長々と書き散らかして参りましたが、全て私の勝手な持論です。
最後までお読み頂き有難う御座いました。


ではでは。

特別に断り書きのある場合を除き、当サイトに掲載されている内容の無断転載・無断複製・転用を禁じます。
紹介等される際は必ず出典元としてURLの記載またはリンクを設置願います。
© ReversaLife