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子供による事件と「ゆとり」について考える-ゆとり教育世代-

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のじぱき でございます。

最近、小学生が教師を恫喝するなど、子供によるちょっと異様な事件や犯罪が多発しているので(大人も負けていませんが)特に「ゆとり」について色々と考えていきたいと思います。

かく言う私が、そもそもバリバリの"ゆとり世代"なのが恐ろしいところでありますが・・・。

早速本題に入りたいと思います。


①「ゆとり」のイメージ

さて、「ゆとり世代」や「ゆとり教育」というと、どんなイメージを持つでしょうか。

たいてい「ゆっるーい」「甘やかし」「ぬるい」「間抜け」「適当」「ふざけてる」といったイメージを持つことが多いと思います。

最も、その通りの部分があるので全否定はできませんね。


②ゆとり教育はいつからか

どうもつい最近の話のように感じますが、実は1970年代から提唱はされているんですよね。

一般的には、1987年~2001年生まれのこの辺りが「ゆとり教育世代」とされています。

しかし、細かく見ていけば「1990年前半生まれ」がガチガチにゆとり教育世代と言えます。

2000年頃までになると、ゆとり教育からの脱却がほぼ完了しているので、2000年以降生まれはまた違った世代となっているでしょう。

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③ゆとり教育とは

ゆとりゆとりと言いますが、そもそもゆとり教育とは何なのでしょうか。
簡単に言えば以下のようなことですね。

登校日数が週5日
一般教科以外に時間を割いた
絶対評価で生徒を採点

登校日が週5日、つまり週休2日制になったことは分かりやすいですね。
単純に学校に行く時間が減る分けですから、その分学習時間が減ると捉えることができます。
しかし、その土日を利用して学習塾などに通う生徒もいたことでしょう。

また、国数理社英体などの一般的な教科の他に「総合学習」といった教科が追加されていることについては、ゆとり世代にとって当たり前のように感じているはずです。
最も、名前からして非常にボヤーっとしていますが、要は自分で内容を決めて自分で進めるのが総合学習、あるいは総合的な学習ですね。
自主的に進められない人や意欲がない人は、結局何もしないまま終わる、所謂「時間の無駄」状態であったことは言うまでもありません。

絶対評価方式については、現在でも取り入れられているようで、生徒が目標を達成したのか否かで採点をする方法ですね。
しかし、採点する側もされる側も人間なわけですから、その評価次第で生徒の今後が変わる可能性がありますから、難しいところではあると思います。


③ゆとり世代が大人や親となるとどうなるのか

例えゆとり教育を受けたゆとり世代であっても、健全で真っ当な人間であれば何も問題ないですが、どこかに致命的なエラーがある人はマズいですね。

前述の通り、最近多発している子供による事件や犯罪は何歳が行っているでしょうか?
そして、今後親になろうとしている人たち、教師になる人たちは何年生まれでしょうか?


一方で教師が生徒に如何わしいちょっかいを出したり、一方で生徒の不注意や相応しくない行為を指摘・躾るためにちょっと叱っただけでクレームをつける"モンスターペアレンツ"。


本当にどうしようもない世の中になったなと。


教師の方も親の方もどうしようもないとすると、どうすれば良いのでしょうか・・・。

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総括

結局、物事を真剣に考えようとせず、何でもかんでも「別にいいや」「自分には関係ない」「興味ない」と適当に捉えて育ってきたから、しっかりと芯のある大人になるなることができないんですよね。

また、どうしてそういう人間になってはいけないと自主的に考えることができないのか、あるいはできなくなってしまったのか。

そういう状態で社会に出ると

「なぜ挨拶をしなければならないのか」
「なぜ注意されるのか」
「社交辞令とは何なのか」

という初歩的な部分で躓いてしまいます。


前述の通り、私はゆとり世代の人間ですので昔の教育がどういうものかは分かりませんが、人間的にもしっかりとできた「鬼教師」がいて、子供だけではなく親もきちんと叱ってくれる、そういう厳格な教育の方が良かったのかなと思ってしまいますよね。

やはり「やってはいけないこと」と「やるべきこと」は子供の内からしっかりと叩き込むべきだと思いますし、「好きなように」「自由に」を前に出しすぎるのは良くないと思います。

結局こんなことになってますから。



完全なる一個人の意見を長々と書かせて頂きました。
また、最後までお読み頂き有難う御座いました。


ではでは。

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