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ミスター・ビーン(Mr.Bean)と私の幼少期

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のじぱき でございます。

なぜか分かりませんが、私は幼少期よりMr.ビーン(以下、ビーン)を見ていました。

"見ていました"と過去形になってはいますが、今でもたまに見たくなる時があるので、某動画サイトで笑わせてもらっています。


ビーンことローワン・アトキンソンRowan Atkinson)氏。

ローワン氏の考えるビーンのコンセプトというのは、言葉で笑わせることをメインとせず、あくまでアクションや雰囲気で笑わせることをメインとしていて、英語も分かるはずがない当時の幼い私でも十分に楽しむことができたようです。いや、できたでしょう。


私の幼少期はとにかくメチャクチャだったようで、「こんなの自分じゃない」と思うほど数々のどうしようもないエピソードを作っていました(親やビデオで度々確認)。

小学校入学前は幼稚園に入れてもらっていましたが、特に酷いピークがこの時期だとされます。

以下のことはビデオによる検証や当事者の発言により確認されていますが
(私本人が肉眼・肉声で確認)

・運動会の玉入れでは、通常バスケットに入れるべきボールを全く逆の方向に放り投げる

・何かの劇中で、シーンと静まり返った中、当時多く流れていたCMソングを突如歌い出す

・映画館で日本語吹き替え版ではない字幕版の「ライオンキング」を見ていた時に、日本では
シンバ(shinba)」と発音するが、向こうの発音では「スンバ(sumba)」に近い発音となり、それを聞いた自分が「訛ってるね」と発言し、映画館中に失笑がこだました

など、仮に私が親だったら、顔から火が出るほど赤面するだけでは済まされず、首から上が上空5,000m近くまでぶっ飛んでいくのではないかと思うほど、ゾッとしたエピソードが多々あります。


また、当時の私はとにかく落ち着きがなく、今となっては信じられないくらいふざけるのが大好きな小僧で、自分が笑うより相手を笑わせていた方が楽しいくらいでした。


これは誠に勝手ながら、ビーンの影響を少なからず受けていたものと思われます。

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Mr.Beanの愛車

"これを無してビーンは語れない"と言っていいほど、この車はなくてはならないものですね。

http://dealer-blog.mini.jp/mini_asahikawa/img/261/lrOR6MSB.JPG

目に突き刺さるようなライムグリーンカラーが特徴の1969年製の「モーリスミニ マークⅡ(Morris Mini MkⅡ)」です。

ボンネットがブラックになっているところがポイントですね。
ちなみに、ボンネットがアップのシーンでは塗装が「ザラザラ」したように見え、「単にブラックのプライマーが塗られているだけでは?」と思っています。

そしてたまに、ホイールのセンターキャップが1つ無かったり、コロコロと外れて転がっていくシーンなどがあるところも面白いです。

実は、このライムグリーンのミニになる前にはオレンジのミニでした。

http://blog-imgs-10.fc2.com/e/h/o/ehonkuruma/120405_3.jpg

なぜか右フロントフェンダーの色が違っているので、板金修理していると思われます。

ちなみにこのオレンジミニは、海水浴のシーンや教会と試験のシーンに出てきます。


当時、私の中学校の図書館には、なぜかミニの専門書籍が置いてあり、ビーンの影響でミニにとても興味を持った私は熱心に読んでいました。

そして同級生になりふり構わず

「横置きなのにミッションがエンジン下にある」
「コイルじゃなくてゴムの塊(ラバーコーン)だ」
「エンジンルームが狭すぎて前に置けないから、ラジエーターは横に置いている」
「1Lオーバーだから日本じゃ軽自動車扱いにならない」

などベラベラ喋っていたような記憶がぼんやりとあります。

当然ながら理解されることもなく、私がイシゴニス大先生を崇拝していることなど関係なし。

しかし、何かの教科の時間に自分が調査したことを発表す機会があり、ミニのことを画像付で熱弁したところ、ボディ形状の可愛さからか、男子より女子の反応が意外と好評だったような記憶があります。


そういうわけで、私は今でもビーンが好きですし、ローバーミニクーパーは基よりモーリス、オースチン、ウズレーホーネット、ライレーエルフ、バンデンプラ・・・も好きなのです。


ビーンの性格と人物像

ローワン氏はビーンのことを"9歳の少年の心を持った中年男性"としていますが、基本的に何だか良く分からない人≒ミステリアスな人物としているようです。

確かに、ビーンのことを色々な視点で観察してみると、良く分かりません。

・本名(フルネーム)が不明
・彼女がいたことがった(度々登場している)
・大学は出ている
・仕事をしているのか、していないのか分からない
・自宅がコロコロ変わっている など

要は「細かいことは気にするな」ということなのでしょう。

私もあまり深く考えず、彼の行動や雰囲気のみを楽しむようにしています。

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日本での受け入れ

残念ながら、私が熱心に見ていた小中学生時代は、ビーンを知っている友人は皆無に等しく、誰ともビーンの話題で盛り上がることができませんでした。

しかし、私のビーンに対する情熱と熱弁で、ごく僅かの同級生を洗脳することができました。
                             (洗脳ってなんだよ)

今の時代、色々な動画を手軽に見ることができるようになりましたね。

もちろん私も、某動画サイトで本国版を見ました。するとあることに気がつきました。

「日本版ビーンに収録されていない(カットされていた)シーンがある」と。

それは主に"ブラックユーモア"の一種なのですが、障害のある方に関連するシーンや、老夫婦に関連したシーンなどが日本ではカット対象となっているようです。

また、ビーンの映像には笑い声が必ずと言っていいほど入っています。
当時の私は「これは観客が笑っているんだ」と思っていましたが、それは"ラフトラック"によるもので、言葉が分からなくても「ここが笑うポイントだよ」とある程度示したものだということが分かりました。


まとめ

ビーンことローワン氏も大の車好きで、私は勝手に好感を抱いています。
もちろんそれだけではありませんが、ビーンの時と普段の時ののギャップが激しいのも彼の面白いところで魅力であると思っています。

http://4.bp.blogspot.com/-_SBuxmSfgpA/UVD-TNGlLMI/AAAAAAAAHsg/107_i5Wy_Qg/s1600/LA+w+family.jpg

ちなみにローワン氏の両隣は娘さんと奥さんです。


それと全く関係ありませんが、現行のホンダ・フィットに搭載されているエンジンは"アトキンソンサイクル"エンジンです。


最後の最後でこれは・・・
ここまで長時間、お読み頂き有難う御座いました。


ではでは。

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